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もう一週間が経ちますか。
ついこの間だったようなかなり前だったような、そんなふわふわした感じが続いています。
yokohamaarena

WIRE99以来の横浜アリーナに懐かしいような全然覚えていないような、そんな感覚で16年ぶりに着いたのは13時半ごろ。本当はホテルへチェックインしてからゆっくり行こうと考えていました。しかし今回の2日間のみ販売するCDがあると聞きつけ、グッズ販売開始の13時に間に合うよう、重い荷物を背負って空港から横浜アリーナへ直行しました。

会場へ着くとすでに1000人は超えるであろう長蛇の列、グッズを買うための行列とすぐわかりました。売り切れるのだけは避けたいと思ったので、一目散にその列の催行日を目指しました。
列に並んだ直ぐのタイミングで「…は売り切れました」とメガホンからの声。何が売り切れたのかすぐに確認が取れず、急いで確認したのがTwitter。

ハッシュタグ #TMNETWORK で検索をかけると、会場に居るであろう人たちのつぶやきがズラリ。その中で売り切れたのはCDではないと確認したけれど、どうやらCDとグッズの販売箇所が違うという情報がチラリ。
確認のためにそれをつぶやいている方へリプライを返すと直ぐに「違いますよ!」との返事が!
慌てて近くにいたスタッフらしき人に確認してみると、この列の反対側とのこと。

グッズは買うつもりがなく、CDさえ買えればよかったので急いでその列から離脱して反対側の列へ。幸いにもCDの列は100人弱ほどしか居らず無事に買うことが出来ました。
あやうく目的が達成できなくなるところでした。

安心してご飯を食べに中華街まで足を伸ばし、16時半頃に再び会場へ。
待っていると場内にアナウンスが流れてきました。この公演はVideo収録があるということ、そして驚いたことに途中休憩タイムがあるということ!
一瞬場内がざわつきました。まさか休憩を挟むとは思ってもみませんでしたw

そして開演時間を5分ほど過ぎたころ、場内のBGMが鳴り止み一曲目がすぐに始まりました。
聴き慣れたリズムに”That’s Right!”のサンプル、なんとオープニングは”Just Like Paradise”
前回がSeven Days War、前々回もSeven Days Warのインストと同じ曲が続いていたので、今回もそう来るだろうと予想していたけれど大きく裏切られました。

曲に合わせてスクリーンに出演者の名前が次々と流れてくるのですが、その中にTetsuya KatsuragiとKaoru Abeの名前が!事前にこのお二人が出演するというのは知っていたのですが、曲の一部でちょっと出る程度だと思っていました。ちょうどStart Investigationで葛城さんが出てたような、ああいうのを予想していただけに出演者としてクレジットされているのは驚きでした。
TMN時代からリアルタイムに見聞きしていたので、このお二人のギターとドラムでライブが聴けると知って興奮は一気に高まりました。

2曲目は続いてTMN時代の”RHYTHM RED BAT BLACK”
葛城さんのトーキングモジュレーターのギターが目の前に! いきなりTMNの曲を続いて聴けると思っていなかったので、この時点で涙腺が緩んでしまいそうでした。
一気に3曲目まだ駆け登り、3曲目は聞いたことがあるフレーズでスタート(聞いたことがないフレーズなんて無いですが)
“Children of the New Century”と気がついた時には曲は一気にピーク。まさかの選曲、前述のStart Investigationではインスト版で演奏していただけに、フルバージョンで聴けることに幸せを噛み締めていたかどうかは覚えていません。

最初の3曲でわーっと盛り上がりインターバル。ウツがギターを抱えて次の曲の準備をしていました。
次はアコースティックな曲になるのかなぁ、なんて考えていたら突然”Crete Island..”とElectric Prophpetの一節を歌い、まさかの?!と驚きがありましたがジョークだったようで、続いたのは”Here,There & Everywhere”
これもまた好きな曲で興奮が抑えきれず…

次に来たのが一気に新しい曲”Screen of Life”
20周年時にリリースされたアルバム”NETWORK”の1曲目。このアルバムはリアルタイムに聴いていなくて、3年前のTM復活した頃に初めて聴きました。なので私にとっては比較的新しい曲。
当時のトランス万歳が好きになれず避けていたんですが、いま聴くととてもポップで良いアルバムだなぁと思っています。”Screen of Life”はトランス的なアレンジよりも、このライブのようなバンドスタイルがよく合う曲だなぁと感じました。

ここからはHUGE DATAと同じ曲順。
“Birth”からスタートし、そのままCAROL suiteへ。
多少映像や演出に違いはあったものの、大きく変わっているわけではありませんでした。
ただ”Birth”ではスクリーン上のウツ(前回の映像?)が歌い、”Just One Victory”は1コーラス目だけスクリーン上のCAROLがメンバー3人へのメッセージを伝えていたためインストになっていました。

ここでおまたせの15分休憩。
スクリーンにはIntermission 15 min.と

休憩明けの一曲目は木根さんタイム。
HUGE DATAでは”Looking At You”でしたが、今回はピアノをとともに”月はピアノに誘われて”
葛城さんのギターで綺麗なひとときでした。
が、私の隣に居た方がずっと小声で歌っていたため、どうにも曲へ集中できなかったのが唯一残念でした。
続いて”あの夏を忘れない”と”EXPO”からの曲が続きました。いけんよ、こんなセットリスト。感動せん訳がない。

次に来たのが小室さんのソロタイム。
これが長かった。
途中”Self Control”や”Dive into your body”のフレーズが来たのでそのまま曲に入るかと思いきやそうじゃない。トータル20分はあったんじゃないかと思います。

そうしてようやく”Get Wild 2015″へ
もう盛り上がらん訳がない。
曲のエンディングはキーボード群にセットしてあったNord Leadを抱えてステージ中央へ移動し、Nord Leadだけでのキーボードソロ。ソロというよりもシンセで遊んでいるというほうがしっくり来ました。
LFOを使って客を煽る姿はギタリストそのものに見えました。LFOであそこまで盛り上がれるステージは観たことない!

次に”We Love The Earth”と続いて、やっとライブで聴けた”Be Together”!どんなに待ちわびたことか。
曲の導入で「30周年ありがとう!!!」とMCらしいメッセージとともに金色のテープがどかーん!
今回は3階スタンド席、しかもかなり後方だったためカスリもせず。
それでも否が応でも盛り上がる”Be Together”は最高、サビ前のクルッと回るターンも当然あり。あれを目の当たりに出来ただけでもじゅうぶんです。

そして復活TMのアンセム”I am”へ
2012年の復帰後にリリースされた新曲の中でも一番TMらしいと感じられるこの曲は本当にかっこいいなぁと思います。
そのままHUGE DATAと同じく”Fool on the planet”へ続き”Electric Prophet”のエンディングへ続きライブは終了。

曲数こそQUIT30ツアーに及びませんが、3時間弱の公演はFinalに相応しい濃厚な内容でした。
何よりわずか半年足らずで3度もTMのステージを観ることが出来て本当に良かった。これまで観れずにいた分を取り返すことが出来たんじゃないかね。

30thイヤーが終わり、これからしばらくは音沙汰がなくなるんでしょうが40thはまた伺いますよ!
そのころはわたしは五十路前、お三方は還暦過ぎてますね。

そうそう会場限定で買ったCD”Get Wild 2015″、ライブで聴くことができたシンセフレーズ満載で、聴きながらライブを思い返しています。カップリングのChildren of the new centuryも歌ありで聴きたくなります。

<TM NETWORK 30th FINAL>セットリスト

OP. Just Like Paradise 2015
01. RHYTHM RED BEAT BLACK
02. Children of the New Century 2015
03. Here, There & Everywhere
04. SCREEN OF LIFE
05. Birth
06. CAROL 2015 M1
07. A Day In The Girl’s Life
08. CAROL (Carol’s theme I)
09. Gia Corm Fillippo Dia
10. CAROL 2015 M2
11. In The Forest
12. CAROL (Carol’s theme II)
13. Just One Victory

INTERMISSION 15min.

14. 月はピアノに誘われて
15. あの夏を忘れない
16. TK SOLO~ Get Wild 2015
17. We Love The Earth
18. Be Together
19. I am
20. Fool On The Planet
END. Electric Prophet
引用元: 【ライブレポート】<TM NETWORK 30th FINAL>。そして例のバトンは我々“潜伏者”の手に | TM NETWORK | BARKS音楽ニュース


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