昨日は一転して快晴の一日でしたが、昨夜からまた雨が降り始めて二次災害のおそれもあると報じられています。
昨日の晴れの間に近隣を走ってきました。普段よく訪れる三滝寺入り口と竜王公園まで。
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三滝橋西詰めからむさしを横切り、可部線の踏切を渡って登るのが何時ものコース。
まず驚いたのが三滝橋西詰めにある樋門付近に大量の土砂が積もっていたこと。河川敷に積んである大きな岩が隠れるくらい積もってました。
道路を登ると家々には土のう袋が積まれていて、道路は砂が流れたような跡が残っていました。最初の大きな分かれ道にある誓願寺付近は沢山の土砂が残っていて、小高い丘のようにもなっていました。
seiganji
また近くを流れている水路は大量の水が激しく流れていたので、足を滑らせて落ちでもしたらあっという間に流されてしまいそうでした。

そして三滝寺まで登るとお寺は立入禁止になっていました。辺りには流木や土砂がそこかしこにあり、片付けをしているところでした。
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写真じゃ見えづらいですが、入り口に並べてあるお地蔵さんの後ろにある金網が破れていました。ここも水や土砂などが沢山流れていたようです。

被害の大小はあれど、広島市の山近くはどこも同じような状態だったのかもしれません。
実家も市内の山の上にあり、被害が無いか聞いてみたところ何ともないということでした。しかし被害が無いだけで土砂や木などが流れてきているのかもしれません。地盤の緩みといった目で見て判断できないところもあり、しばらくは安心できない日々が続きそうです。

昨夜の大雨で安佐南区や安佐北区などの広島市北部の被害が甚大だったようです。一夜が明けてニュースで報道される被害状況が明らかになり、あの大雨の規模が相当な量だったんだと怖くなりました。

私の実家は西区の山の中腹にあるのですが、そこは被害がほとんど無かったようです。しかし家のすぐ近くには崖があるので、いつ崩れかと不安もあります。

今は広島市内の中心部に住んでいるためがけ崩れの恐れは無いけれど、川が近くにあるので氾濫の危険と隣合わせでもあります。

自然災害にあまり慣れていないため、危機感覚が鈍くなっているんだなぁと知らされました。まだしばらくは気を抜けない日々が続きそうです。