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遅くなりましたが2日目です。もうほとんど自分の記録みたいなもんなので適当に読んでやって下さい。

□2日目
2時過ぎに寝たにもかかわらず7時過ぎには目覚めた。
しかし生憎の曇天模様。というのも何時かわからないけど早朝に土砂降りがあって、今日はどうしようかと悩んだ。
とりあえず朝ご飯を頂き、今日帰ると言う東京から来た方と愛知から来た女性2人組の方たちとお別れ。
雨は降っていなかったので、9時過ぎに静岡の方と一緒に宿を出た。彼は半時計回り、僕は時計回りで別れた。

とりあえず、昨日行ったニシ浜へもう一度行ってみた。しかし曇り空の為か透明度は昨日よりも無かった。しばらく眺めた後、地図もそこそこに思うがままに自転車を走らせてみた。
とにかく裏道が大好きなので地図に乗っていない道をずんずん進んでみる。狭い島だし迷子になる事はないだろうと、ここで楽観的になる。
(多分)南だと思う方向に自転車を走らせてるとブロックにちょこんと座った子やぎを発見。僕が近づくとすくっと立って
『めぇえぇぇぇ…』とひと鳴き。

【そのヤギ】

しばらく進むと、昨日話を聞いた島バナナの木を発見。まだ青いが綺麗に一房なってました。

【島バナナ】

ずんずん進めて行くのは良いんだけど行けども行けども同じ風景。もちろん観光客なんて全然通らないし、かろうじて遠くに畑仕事をしてる方が見えるくらい。
空模様もだんだん怪しくなって来るに連れ、少しずつ不安が沸いて来た。とにかくまっすぐ道を進んで行くと、ようやくアスファルトの道路が見えて一安心(笑)
とりあえずここがどこなのかさっぱり分からないので、東と思われる方向に自転車を走らせる。目安が全然無いから地図をみてもわからんのんよね。
途中、ペムチ浜とおぼしき所にたどり着いたのだけど本当に合ってるのかわからないので、すぐに立ち去った。後で確認したら合ってたんだけどね。

【ペムチ浜】

さらに走らせると雲行きがどんどん怪しくなってくる。仕舞いには雨がぱらぱらと降り始めて来た。
「これはやばい」
と一気に宿へ向かって自転車を走らせた。しかし本降りには中々なりそうもなく、もう一度引き返し自転車を進めた。

しばらく進むと『高那崎』の看板が見えた。やった、最南端の碑があるところだ。降ってくる雨も気にせず自転車を走らせた。着いた高那崎には結構な人が居て、みんな思い思いに写真を撮っていた。
ふとみると同じ宿に止まってる静岡の方が居た。彼は最南端のその先までどんどん進んで行っている。後から聞いてみたら、本当の最南端でビールを飲むのが夢だったみたいで、それを実現したみたい。かなり満足そうな顔をしてました。
高那崎の荒々しい姿を一通り写真に収めて引き返してると、親戚のお兄ちゃんが居た。今日那覇へ帰るそうだけど、2便が欠航になったらしく時間が余ってて島内を観光してるそう。
ここからまた合流し二人で高那崎をうろうろ。
大きな白い岩がふたつ、でーんと鎮座してるんだけど、これは台風の時海から打ち上げられたものらしい。確かに周辺の岩とは全然質が違ってる。波なのか風なのかはわからないそうだけど、相当な力だ。台風の威力を知った。

【最南端の碑】

【高那崎岩場】

【打ち上げられた岩。その後ろが那覇のお兄ちゃん】

二人で最南端を後にし、半時計回りに島を巡る。空港を過ぎ、気づけば集落に戻っていた。ちょうど昼時になっていたので昼ご飯を食べに。

彼が「花HANA食堂」に行きたいと言うので一緒に行って来た。島内の食堂の中で唯一「泡波」が600円で飲める食堂でもある(夜は居酒屋になるみたい)
そこで八重山そばを食べた。ラフテーがたっぷり入ってて600円は安いと思う。ここでも色々と沖縄の話を聞かせてくれた。
ひとしきり話してふと外を見ると日が射してる。これは泳がねば!

急いで宿に戻り水着に着替え(上にはTシャツを着てます)いざニシ浜へ!
海へ近づいたときはかなり晴れて来て、海の透明度は昨日とは比較にならないくらい高い。真っ白な砂が陽の光を反射してキラキラ光ってた。
海で泳ぐのは何年振りだろうか、というか泳ぐ事自体かなり久しぶりの事。最初は感覚を忘れたのか息継ぎが余り出来ず殆ど潜れなかった。
なんどか息づきをやってるうちにコツを取り戻し、とにかく潜りまくった。
ニシ浜はとお浅がかなりの距離続いているので潜るには少し沖にいかなければならない。足が着くかつかないかくらいの所まで来てようやく潜れる。
潜ったその中は、今まで見た事が無い光景でした。初めてみたサンゴ礁、色とりどりの魚、シュノーケリングをしなくても楽しめた。
時間が経つのを忘れひとしきり海を楽しんだ。

15時過ぎになると親戚の彼が帰る時間が迫って来てたので宿へ戻る。16時半の3便が彼の帰る船、非常に名残惜しかった。
彼を見送り、とりあえず一休み。ふたたび腰を上げ、晴れたニシ浜をカメラに収めようと自転車を走らせた。
しかし西の空はまた曇天。浜へ着いたものの空は一気に曇り始めて来たのですぐに宿へ戻った。
部屋に戻り横になっているといつの間にか寝ていた。
寝付いた頃だろうか、突然の土砂降り。ざーざー、というよりもごーごー。ものすごい轟音だったけどまた寝てしまった。

夕食を済ませ、今日もワイワイあるのかなと思ったら昨日の夜が相当疲れたのか皆さん早めの就寝をされてました。
それでも僕と、静岡の方、北海道の方と3人でカメラを持ち寄りこれまで撮った写真を見せ合ってました。
海中から見上げた海上の写真はほんと綺麗でした。次に来たときはダイビングしてみるかなー、なんて。
23時を過ぎ昨日より3時間早く本日はおしまい。


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One Thought on “波照間2日目

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