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私、自他ともに認める天然パーマの髪の持ち主です。
癖が強くて髪質が硬いという頑固者、だったんですが、最近は少し様子が変わってきたようです。

天然パーマを意識しだしたのが、色気づき始める中学生の頃。
どうも自分の髪はオシャレな人たちの髪と違うと。
意識すればするほど自分の髪が天然パーマであることに気が付いたのでした。

癖が強くしかも硬い髪質なので全然言うことを聞きやしない。
さらに水に濡れるとクルンとカールしてもう大変。
高校・大学になってもこの髪との格闘する日々。縮毛矯正やストレートパーマをしても一時的なもので、逆に髪を傷めて癖がより強くなったりと、そりゃあもう大変でした。
坊主にすれば髪質が変わると聞いて坊主頭にしたこともありました。当然そんなことはなくて元の木阿弥。

しかし歳を重ねるごとに段々と癖のある髪にも愛着が湧いてきて、逆に癖があることをアイデンティティと感じるようにまでなりました。30代を迎えて、10代や20代ほどコンプレックスを感じることも少なくなり、体の一部として受け入れられるまでになったのでした。

しかし最近になって髪がなんか違う。以前のように風呂あがりの髪がクルンとならない、ならないどころかスーッと真っ直ぐに伸びてる。そういえば髪の膨らみもおさまった気がするし、硬さも以前ほどではなくなってることに気が付きました。当然ブローしてもカールすることはありません。
数年前に一度似たような症状になったんですが、一時的なものですぐ元に戻ったのです。ただ今回のは一時的なものではなさそう。
髪を短くしても伸ばしても同じ。

なんとも嬉しような寂しいような、そんな感覚を覚えているのでした。
また元に戻るかもしれないしこのままかもしれません。
それはそれで受け入れられる心構えが歳とともに出来ていると思います。
どんとこい。


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