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少し前にAmazonのKindleで角川のセールをしていました。
その中に星新一のショートショートも入っていたので試しに1冊買ってみました。電子書籍を買うのは初めてかもしれません。
きまぐれロボット

Kindle自体初めて使うので迷うかなぁと思ったけれど、iPhoneにアプリを落としてAmazonのアカウントを紐付けておしまいでした。
アプリから直接購入ではなくてPCから購入して、アプリのライブラリ内からDL出来るようになる仕組みなんですねえ。

以前iPhoneで青空文庫を読むのに専用のアプリを使った事があるくらいで、iPhoneで本を読むのは久しぶりです。青空文庫のときに感じたのが、液晶の画面ではやっぱり読みづらいということ。長時間読むのには向いていない気がします。
今回はたまたま100円程度で売っていたのでKindleのお試し感覚買っただけですが、やっぱり読みづらいのは変わりませんでした。Kindle Paperwhiteなら違うのかもしれませんが、そこまでして本を読むかどうかは不明ですし。

前置きはおいといて、そのセールで買ったのがきまぐれロボットでした。

きまぐれロボット (角川文庫)
星 新一
角川書店
売り上げランキング: 1,298

まだ全部を読んでいませんが、タイトルのエピソードである「きまぐれロボット」は最初のほうに出てくるので既に読みました。
いつものちょっと理不尽な感覚で終わるショートショートだったんですけど、先日の15日に星新一のショートショートをドラマにしている番組がありまして、その一つに「きまぐれロボット」が入っていました。

星新一のショートショートが映像化されたことは過去にも何度かありましたが、納得の行く内容だったものはとても少なかったです。「きまぐれロボット」は読んだばかりだったのでどんな感じに映像化されてるのか期待半分で観たけれど、やはり内容は予想通りのものでした。
小説の中の映像って読者それぞれの形があると思うので万人に納得いくものは出来ないとは思っていますが、このドラマはそれ以上のものでした。

そもそも内容がガラッと変わっていたのが解せません。
気まぐれなロボットは出てくるけれど、その意味が原作とドラマでは全く違っていました。
お手伝いロボットという設定は同じでしたが、原作のほうはサボったり逃げ出したりすることもある気まぐれ加減だったのに対し、ドラマのほうはなんだかよくわからない設定でした。主人公の足りない部分を引き出すためのナントカとか。
ショートショートをドラマ化した番組というよりも、星新一をオマージュ作品という方がしっくりする気がします。
過去に世にも奇妙な物語で「殺し屋ですのよ」がドラマになってましたが、まだあっちの方が原作に近かった。

ドラマはまだ全部観れていませんが、多分観ずに消してしまうでしょう。
その代わりに途中で止まっているKindleのほうを読んでしまおうと思います。


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