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今日残念なニュースを見てしまった。
刑事コロンボでお馴染みのピーター・フォーク氏がアルツハイマーと認知症を患っているとのこと。
http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPJAPAN-35480920081217

往年の米人気テレビドラマ「刑事コロンボ」で主役を演じた俳優ピーター・フォークさん(81)の娘が、フォークさんがアルツハイマー病と認知症に苦しんでいることを明らかにした。


アルツハイマーや認知症を患っていてもおかしくない年齢ではあるので、ショックな部分と致し方無いと思う部分と半々なところです。ただ今後は新作を望めないのが非常に残念です。


私が初めて刑事コロンボを観たのは大学生の頃。日曜日の夕方に放送してたのを観たのが初めてでした。もちろんそれまでに何度も放送をしていたんですが、特に興味を示さなかったので観たことはありませんでした。
独特の言い回しと(これは小池朝雄氏のモノですが)空気感がとても新鮮で、そこからじわじわとハマって行きました。と同時に昔の映画、とくに自分が生まれる前に作られた映画などに興味が湧いてきて、そこからスパイ大作戦へと流れて行ったのもコロンボが切っ掛けでした。
しばらくは録画したエピソードを繰り返し観てただけだったんですが、引っ越してからツタヤが近所にあるのでDVDをレンタルし始めて全エピソードを制覇。何度も何度も繰り返し観ても飽きる事無くいまでも見続けています。
今は何度目かの再販でDVDボックスが出ていますし、ディアゴスティーニから隔週で1エピソードずつDVDがリリースされています。これは1から20まで買いました。
さらに「新・刑事コロンボ」として新シリーズもDVDでリリースされています。この新シリーズは現在も続いていて、2003年に放送された「殺意のナイトクラブ」が最新作です。この時点でもかなりの高齢なので続編が出ること自体驚きだったのですが。
おそらく今後新作は出ないと思いますが、これまで十分楽しませてくれたコロンボ警部はゆっくり休んで欲しいです。後任はウィルソンやクレイマーに任せてね。
でも好奇心だけで捜査していたし引退はまだ早いか。
以下、YouTube連発です。
*ヘンリーマンシーニ ミステリームービーのテーマ

「刑事コロンボ」のテーマ曲として浸透していますが、実は「NBCミステリームービー」のテーマ曲。他の刑事ドラマとローテーションで放送されていて、コロンボはその中の一つでした(ディアゴスティーニDVDコレクション「構想の死角」より)
*超貴重な小池朝雄吹き替えの「策謀の結末1」

*超貴重な小池朝雄吹き替えの「策謀の結末2」

*超貴重な小池朝雄吹き替えの「策謀の結末3」私のコメント付き

刑事コロンボといえばやっぱり小池朝雄氏の吹き替え。小池氏が亡くなってからは、小池氏の物真似を得意としていた石田太郎氏が吹き替えています。このあたりはルパン三世に近いものがありますね。
「策謀の結末」は旧シリーズ最後のエピソードなのですが、このエピソードだけ音源が紛失しているとかでDVDには石田太郎氏の吹き替えが入っています。その貴重な小池版の「策謀の結末」がYouTubeに上がってました。また犯人役のジョーデブリンの吹き替えを納屋悟朗氏がしていて、これがまたカッコいい。ぜひフルで観てみたいものです。
さらにデブリン氏に撃たれるポーリーはアルバートポールセンで…
と書くと止まらなくなりそうなのでやめます(笑)

刑事コロンボ 完全版 コンプリートDVD-BOX
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン (2008-07-10)
売り上げランキング: 684
おすすめ度の平均: 4.5

4 あのテーマ音楽が・・・
5 コロンボの優しい眼差し
4 まずまず
5 や、や、安い・・^^;
5 ぜひ味わってください。家に届いたときの充実感を。

新・刑事コロンボDVD-BOX I
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン (2007-12-13)
売り上げランキング: 18266
おすすめ度の平均: 3.0

3 う〜む・・・
2 「とにかくコロンボ」、という人にはいいかも。
3 まあ、よかろう・・・
1 ファンを置き去りにしたDVD化
5 ミステリというよりサスペンスとして


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3 Thoughts on ““Just one more thing” – 「あともうひとつ」

  1. 拝見しました、、懐かしいですね、コロンボは
    「日曜洋画劇場」とかでもスペシャル版やってたかな
    ピーター・フォーク、、、そうですか、残念ですね
    「ベルリン天使の詩」で本人役で出演されてましたが
    あれも随分前になるんですね
    小池朝雄は故人となってしまいましたが、、、
    好きでしたね~、「仁義なき戦い」(そっちかい?笑)
    実演で悪役なのに吹き替えで刑事ってのがすごくいい!
    どちらも最近ではなかなかいない素晴らしい役者です
    それにしても当時のセット見ていても
    刑事ドラマ、というよりミステリードラマ、なセットですね
    落ち着いた客間で事件を推理していく
    なんか、体使う刑事ドラマが多い1970年代に、珍しく
    頭を使う刑事ドラマでした、ピーター・フォーク
    お疲れ様でした

  2. eiji-low on 2008年12月17日 at 22:52 said:

    toruさん
    コメント有り難うございます。
    いま報道ステーションでこのニュースをやっていました。
    ちょっと前は日曜洋画劇場や金曜ロードショーで
    頻繁に放送していましたよね。
    ただ小池コロンボが耳に慣れてしまったので
    石田コロンボはいまだに馴染めずに居ます。
    栗田貫一のルパンが馴染めないのと一緒で
    似てるんだけど違うという…
    なもんで小池朝雄がどんな人か知りたくて
    しっかり「仁義なき戦い」観ました(笑)
    あんなに任侠が似合うのにおとぼけた
    コロンボを演じる幅の広さに驚きました。
    コロンボ自体も「古畑任三郎」にオマージュ
    されたりと内容の質の高さもあって
    いつ観ても新鮮なのが素晴らしいです。

  3. Pingback: コロンボよ、安らかに

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