昨日のエントリで「未来派野郎」について触れましたが、今日は教授の作品の中でも個人的にほっこりする「音楽図鑑」について。
『僕たちは、ヒトリ』のコピーが何とも言えない。
一時期YMOメンバーのソロ作品をアナログで買い集めてた時期が有りまして、これはそのとき買ったレコードの中の1枚。
私が知ってる教授の曲って実は余りなくて、前回にも書いたベスト盤の「Gruppo Musicale」と「Gruppo Musicale2」の2枚に高校生の時にリリースされた「Sweet Revenge」くらいの範囲でした。
YMOはYMOで良い作品なのですがもっと聴きたいと思ってソロ作品を漁り始めました。でも何を買っていいのか皆目見当もつかず、そのとき手元にあった「テクノのススメ(佐久間英夫著)」というジャケットコレクションのようなカタログのような本を片手に掘り始めました。細野さんの「Philharmony」や「S.F.X.」などもこの本で知ったようなものです。
音楽図鑑を手にしたのはそれからしばらく経った時で、音楽図鑑は500円くらいで買いました。
https://eiji-low.com/2416/2005/08/813.html
Tibetan DanceとSelf Portraitしか知らないアルバムでしたが、それ以外の曲のクオリティの高さに正座して聞いてたような気がします(笑)
とくにB面の流れが綺麗で秋の夜長にずっと聴いていたい曲ばかりです。
このアルバムのA面とB面は製作期間が違ってて、B面はYMOの散開後に作られてるみたいです。サンプラーを導入し始めたころで、言われてみるとB面の1曲目「旅の極北」はゲートの掛かったキックの音の荒さがそれっぽく聴こえます。
B面の中でも本人が歌ってる「羽の林で」と「森の人」の音使いは特にゾクゾク来ます。うっすらボコーダーを使ってる所もニクイです。
普段はあんまりしないのですがどうしても色んな所で聴きたくなったので、レコードから取り込んでiTunesで聴けるようにしました。
その時の模様。音の取り込みや編集作業はやっぱりMOTUのAudioDeskが便利で良いです。多少音を編集して取り込みました。
mixiミュージックもこんな感じです。
ほっこりできました。
ミディ (1993-09-21)
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良質な音楽
ジレンマからの脱却
皆さんありがとう
音のワンダーランド。
マスター/リマスタリング→音質改善度不明
ブルースインターアクションズ
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良書とは言えない
テクノにどんなアーティストorレコードがあるのか知りたいかたに。
これ、実は持ってないのですが(収録曲の一部は知ってます)
懐かしいジャケットですね~、帯もナツカシイ、、、
あの頃だと「アデリックペンギンズ」だったかな
ああいう音も好きだった、1986~87年頃
広島FMで火曜か水曜の夜中の1時か2時に
「FMトランスミッションバリケード」って番組あったの
御存知です?あれでけっこう曲を覚えましたね
最近、エアチェックテープがいくつか出てきました
toruさん
コメントが遅くなりました。
これが出た当時はまだ音楽に目覚めていない時で
親が聴いていたラジオから流れる歌謡曲を聴いてたくらいでした。
古いアルバムを後追いでその当時を思い出しながら聴いてみると
「こんな音があの当時から作られてたとは!」と
新鮮な驚きがあるので止められません。
86〜87年となるとまだ小学生だったので
深夜遅くのラジオは聴いてなかったです。
もともとラジオを聴く方でもなかったので
その番組は全く知らないです。
>アチェックテープがいくつか出てきました
それってものすごく興奮しませんか?!?!
楽しそうだなぁ。