今日のお昼前後から雨が降り、夕方くらいから風がびゅーびゅー吹いておりますね。幸い広島は大きな影響が無かったようです。
大型の台風第19号は、速度を速めながら、四国付近を北東に進んでいます。14日にかけて、西日本から北日本の広い範囲で、暴風、高波、高潮、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水やはん濫に厳重に警戒してください。
夕方、橋の上を歩かなければならなかったのですが、とても強い風に煽られて橋から飛ばされそうになりました。雨が降っていなかったので傘をさすこともなくやり過ごせましたが、雨が降って傘をさしていたらどうなっていたか。
台風19号といえば忘れられないのが1991年のこと。
瀬戸内海沿岸では高潮被害が発生し、広島県では風害と共に重要文化財である厳島神社の能舞台が倒壊したり、檜皮葺の屋根が吹き飛ぶなどした。また多くの世帯でテレビアンテナが倒れ、屋根が飛ぶなど大きな被害が出た。さらには吹き返しの風も強く、秒速60mの風が吹き荒れたことから沿岸より40km先の内陸にかけて電線に海水が付き、降雨がほとんどなかったことから塩害となり、長期間にわたり停電になる地域があった。
台風が直撃したあの日はそれまで経験したことのない風が吹いていたので、何がこれから起こるのか正直怖かったです。
当時は中学生で、約1週間程度の停電と断水に遭いました。近所の多くの家は瓦が吹き飛ばされて、修理にかなりの期間を要したようですが、我が家は全く飛んでいなかったようです。その代わりに外壁が崩れて、暫くの間は家の中から外が見えてしまう日々を過ごしておりました。
なんといっても停電と断水を強いられる日々は本当にしんどかった。
そんな経験をしてるから、台風の直撃は本当に怖い。
まだ関西〜東海地方がこれからなようなので、用心していただきたいと思うばかり。