長かったようなあっという間だったような旅行も今日で最終日。
女満別を15時に発ち広島に戻るだけ。飛行機に乗るまで最後まで北海道を堪能しました。
いまは広島駅に向かうリムジンバスの中。あれこれ書くには時間が無いので、詳しくはまた改めて追記します。
この4日間トラブルも有りつつ、無事に戻ることが出来ました。
(2015年3月8日 17:20更新)
最終日は帰るだけですが、女満別空港から発つ飛行機が15時なので、お昼すぎまではまだ時間がありました。
最初の計画では網走近辺にある網走民族博物館へ行く予定にしていました。
しかし朝から生憎の雪と風、北海道に居た3日間の中で一番荒れていました。
朝6時半頃にホテルの近辺を走ってみましたが、足場と見通しの悪さで思うように走れないほどでした。
この日は初日に行く予定にしていたオホーツク流氷館だけ行ってみることにしました。
実はこの流氷館は3日間のうち2度行こうとしていました。つまり毎日足を運んでいたのです。
最初はカーナビに任せて進んでいたらとんでもない雪道で、除雪もされていなけりゃ車が通ったあとすら無い道を進ませようとしていて、慣れない雪道運転ということもあって訪問を断念。
2度目はその翌日、網走監獄を出て「もう一度行ってみよう」と昨日とは別のルートで行ってみることに。前日のような除雪がされていないということもなく、また雪道運転にも慣れてきたので比較的スイスイと進めていました。ここであろうという場所まで辿り着くも、それらしい建物が見当たらない、カーナビやGoggle Mapで見る限りは近くまで来ているはずなのに。
しかし駐車場らしき場所には観光バスが数台止まっているけれども、見える建物は工事中のものだけ。人といえば工事に携わっている人たちだけ。道路標識の案内もなく本当に存在するのか怪しくて、しかも雪がドカドカと降り始めたこともありこの日も断念。
そして最終日。ホテルの人に改めて道順を確かめて3度めの正直で向かってみました。進むルートは昨日と同じ。順調に道を進めて、前日立ち止まったところへ到着。仕切りなおして探してみようと外を見た瞬間、その建物が有りました。
実は工事をしている建物の隣にそれはあったのでした。前日に訪れていたのにふたりとも全く気が付かず車内で大笑い。
最終日にようやく流氷館へ入ることが出来ました。
ちょうど団体客と入場が被ったようで、言われるがまま10分程度の流氷に関する映画を観ました。その後は体感コーナーがあって、マイナス15度の部屋に通されタオルを凍りつかせたり本物の流氷に座ってみたりと流氷そのものを間近に観ることが出来ました。
その体感コーナーを出るとビックリ、入口付近には団体客で溢れかえっており、そのほとんどが中国人のようでした。館内はそれほど広くないためさながら満員電車のようでした。
その大人数を掻き分けて展示物をみたり、クリオネをみたりと堪能しました。
流氷館には天都山展望台もあり、最後に展望台へ行って眺めてみることに。
しかしあいにくの吹雪でそとは雪しか見えず。晴れていたら網走方面や知床まで見えるそうな。残念。
いい時間になり、流氷館をあとにして一路空港方面へ。
途中道の駅に立ち寄り、名物とある桜豚の丼をお昼に頂きました。
お昼を食べたあとはレンタカーを返却して、目の前の女満別空港へ。
午前中は荒れた天候でしたが、お昼を過ぎた辺りから雪や風は止んでいて欠航にはなっていませんでした。飛行機は定刻に出発。
羽田空港へは予定通りの時間に到着。しかし降りる間際に「広島行きの〇〇便へ乗るお客様は地上係員へお声を掛けてください」とのアナウンス。なんだろうと不安がよぎりました。
この日はタラップで降りるようになっていて、出口にいる係員の方が「広島行きのおきゃくさまあー」と呼びかけていたので、その方に声を掛けました。
名前を確認されたあとに近くに止まっていたワゴン車に連れて行かれ、私達が乗ったやいなやすぐに車が動き出しました。私達を広島行きの飛行機へ直接連れて行ってくれるようで、どうやら乗り換え口へ移動してる時間がなく直接連行されていたようでした。
空港内を車で移動すること2〜3分、搭乗口へ到着。
空港そのものへ行くことが滅多にないけど、空港内を車で連れ回されるのは何だか気分が良かった。
19時前に広島へ到着し、家に着いたのは20時半。長い旅は怪我もなく無事に終わりました。
しかし色んなトラブルが多くほとんどが計画通りに進まなかった今回の旅行でしたが、天候悪化の影響で東京に足止めになったり、網走の方でも「今年は多い」と言わしめる大雪を体験できたりと、思い返せば楽しかった旅行でした。
しばらくは二人でこんな旅行は出来そうにありませんが、また時間に余裕ができた時に改めて北海道へ行ってみたいです。