昨年と今年にKindleで購入した木根さん著の「震・電気じかけの預言者たち」「進・電気じかけの預言者たち」の2冊をようやく読み終えました。電子書籍で読むことを「読書」というのは少し違和感を感じますが、反面慣れなかった電子書籍にも少し馴染めて来ました。
「電気じかけの〜」シリーズはこれまでに幾つか発刊されてて、この2つは去年と今年に発売されたもの。初刊は1994年だから、もう20年のシリーズになってるとな。
初めて読んだのはその初刊で、その間に発売されたシリーズはまったく読んでいませんが、ちょうどTMのライブへ行くこともあって(ついでにセールで安くなっていた)読んでみようと思ったのが切っ掛けでした。
結局ライブまでに読むことは出来ず、今年に入ってからも結婚式だなんだとバタバタしていて読む機会を失しており、ようやく読み始めたのは北海道へ行った時。初日の足止めされた東京の宿で寝付くことが出来ず、iPhoneに「震」が入っているのを思い出して読み始めました。
旅行をしている間の移動時間や寝る前に少しずつ読んで、読み終えたのは帰りの広島駅へ向かうリムジンバスの中。書籍として手にしていないのでボリュームが分かり難いですが、割りとボリュームがあったと感じました。ですが、軽快に進む木根さんモノローグについつい読み進めてしまいました。
そして先月の横浜アリーナが終わったのを機に、「進」も購入してこちらも一気に読み終えました。
「震」はアルバム「SPEEDWAY」あたりから2012年の復帰まで、「進」は2013年のウツの手術から2015年初頭までのTM NETWORKがそのまま描かれていました。表舞台でみる3人とは別の姿がその中にあって、表の裏にあった様々な出来事を知ることで今回3度行ったライブを違った角度から俯瞰出来たような気がしました。
この2冊を読み終えてから電子書籍に対して持っていた嫌悪感は多少和らいだような気がします。
液晶ディスプレイで読む文字はなかなか頭に入りづらい面もありますが、今後は電子書籍で本を買う方が多くなりそうな、そんな予感がします。
(本棚がいっぱいという事情もあるんですがね)
次は積ん読されてる「CAROLの意味」を読まねば…
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