今日はランニングで西広島駅へ向かいました。西広島駅は私が己斐に住んでいる頃は全ての拠点だった駅でしたが、いまは実家に帰る時くらいしか立ち寄ることがありません。
西広島駅は家から走り始めるとだいたい5Kmの地点になるので、いい休憩ポイント。今日も駅前の忙しない中で休憩していると後ろから肩を叩かれました。
振り返ると旅行で来ていると思われる外国人のカップル。男性のほうが私に話しかけてきました。
Do you speak English?
全く話せない訳でもないし、かといって難しい会話は自信が無いし。こういう時は決まって、a little と返事しています。そうすると相手は何となく察してくれます。
その彼は私にiPhoneの画面を見せてくれました。画面には日本語とアルファベットで書かれた住所が有りました。画面を見せてくれながら何か喋ってるんですが、つまり此処の場所が知りたいと言ってるようでした。
Do you want to go here?
と聞くと、ちょっと嬉しそうに Yes! との返事。
見ると近くの住所ではあるけれど、なにせ己斐を離れてから久しいのでいまいちピンと来なくて、少しどうしようかと考えていると「こっちへ来て地図を見てくれ」と。地図で場所を示して欲しそうでした。
と言っても住所とその場所が一致しないので考えあぐねた結果、Google Mapで見せてやればいいじゃないかと考えつきました。
私のiPhoneを取り出してその住所を打ち込むと、なんとその場所は駅のちょうど真裏。彼らに地図を見てもらい、ココが今いるところ、ココが目的地と説明してあげると、身振り手振りでこう行ったらいいんだな?と聞いてくるので、そうそうといつの間にか日本語で答えていました。
場所がわかって嬉しそうにしながら歩いて行く彼らを見送って私はまた走り始めました。
実は西広島駅で道を聞かれることは今回が初めてではなくて、これまで何度か外国人に尋ねられたことがあります。普段行くことが無いところなのに何だか不思議。
といま書きながら、間違えて駅の正面に下りてしまったんだから駅員に交渉して北口へ通して上げるよう話をしてあげたら良かったかな、とか思ってしまいました。