MIDIファイルのやり取りをし易くする為に「SMF(スタンダード・ミディ・ファイル)」なるものが有ります。
その存在自体、前々から知っておりました。というより、私がMIDIを扱い始めた17年ほど前からずっと存在していたものです。
複数のシーケンサーなどを使ってる場合に有用なフォーマットなんですが、私はこれまで全く使ったことが有りませんでした。だって必要に迫られたことが無かったんだもん。
このほど昔作った曲を再構築しながら昇華させている作業をしている訳ですが、新たに打ち込み直すよりもやっぱりオリジナルで作ったシーケンスを乗せていった方が数倍作業の効率が上がるのです。
その昔作った曲はMPCになるので直接ファイルのやり取りができません。ただMPCとMacを結ぶ唯一の線がZipドライブ、これを使わない手は無い。
ということで早速MPCのシーケンスデータをSMFで書き出し、Zipへ保存し、Macで読み込み、そしてLogicで読み込む… 
ことに、難なく成功しました。こりゃいい、すげー楽だ。
更にMIDIで繋いでもともとのシンセで鳴らしてみたら、もうそのまんま。当たり前なんだけど。
こんなに楽ならもっと早くにやっておけば良かった。
それならば「MPCでサンプリングした音も一緒に使えたらもっと楽なんでは?」と更に欲が出てしまい、何か方法は無いかと色々と調べてみたらこんなのを発見。

RS-16X Version 1.5.4
Sequence & Song style stand-alone drum machine program with virtual controller pads & keyboard. Creates drum tracks without any external devices.
http://homepage.mac.com/seishu/ssworks/rs16x/rs16x.html

RS-16X_Screen_Shoot
英語ですがMPCのプログラムやシーケンスを管理したり、.sndファイルなどをaiffなどと相互コンバート出来たりと使い勝手が良さげなアプリです。一応シェアウェアなのでレジストレーションに34.95US$掛かりますが、30日は試用ができます。
早速使ってみているのですが、いまいち使い勝手が分からない。PGMを読み込むとSNDファイルも読み込んでくれてるけど音が鳴らないのだ。デモファイルはちゃんと鳴ってるのでおそらく何か操作をしないといけないのだろうけども、イマイチよく分からない。
まだ30日たっぷりあるのでじっくり研究してみようと思います。使えるようなら正式版を買うつもりです。
やっぱりハードで作る方が制約はあるものの使い易いです。古い人間だなぁ。

こんなのが出るそうです。
VSTプラグイン専用のハードウェア、いまいちパっとしないけれど実はかなり良いんでないかと期待しております。

VSTハードウェアプレイヤー「V-MACHINE」

フックアップは、SM Pro Audio社のVSTハードウェアプレイヤー「V-MACHINE」を発売する。V-MACHINEは、コンピュータにインストールされているVSTインストゥメントやVSTエフェクトをコンピュータなしで起動し、スタンドアロンの音源モジュールやエフェクターのように使えるもの。外部MIDIコントローラーにも対応(MIDIまたはUSB)。税込価格: 79,000円。2009年3月下旬発売予定。

http://www.dtmm.co.jp/archives/2009/03/vstvmachine.html

Hook Up
http://www.hookup.co.jp/products/plugins/V-MACHINE.html

私はMac環境なのでWindows用のVSTを使うとなると別途Windows機を準備しなくては使う事が出来ません。昔に比べると低価格で高機能のWinマシンが簡単に手に入るので準備すれば良いだけの話、なんですけれど、私は基本的にPCの台数を増やしたく有りません。邪魔で仕方が無い。
先代のPMG4ですら置き場所に困っておるくらいです(今のところ譲る気はないんですが)
で、これはVSTに特化した(PC)のようです。ホストコンピュータ無しでプラグインを使用出来るというメリットとともに、ライブパフォーマンスにも使えるんじゃないかと思います。これとMIDIキーボード1台あれば良いじゃないか!
Logicに付属してるMain Stageはライブパフォーマンスに特化した音源管理アプリケーションですが、音源を触るというよりもLogicの音源プラグインをライブ用に管理しているだけのもの。しかしこのV-MACHINEはプラグインを直接触るのでより使い勝手が良さそう。更にWinマシンがなくても使える!!
と思ったら、

V-MACHINEにはその設定を行う専用ソフト、VFXアプリケーションが付属します(最新版が常時無償ダウンロード可能)。これはWindows XP/Vistaで動作し、VSTプラグイン(Windows dllファイル)のロード、プリセットの構成、バンクの構成などを行い、USB経由でV-MACHINE本体へ送信します。

だそうで、どっちにしてもWinマシンが要るんじゃんかー!!
と落胆。
と、更に思ったら、

※Mac版VFXアプリケーションは開発中です。Mac版の場合も扱うプラグインは、WindowsフォーマットのVSTである必要があります。

とな。
Mac版のVFXアプリケーションがリリースされたら、かなり魅力的なデバイスになるんじゃないかとワクワクしています。
だってMacでWindowsフォーマットのVSTが使えるようになる(かもしれない)んですよー!

先日のFroidでCDを使ってDJしてみました。
これまでも何度かCDを使った事はあるんですが、ピッチを合わせる必要の無いタイミングで使ったりしていたので「繋げる」ところまでやったのは今回が初めて。
こないだBeatportで買ったDjedjotronicのトラックをどーしても使いたかったってのもあるんですけれど(笑)
Djedjotronicのトラックだけでは物足りないので、アナログで持っていない曲をいくつか含めたCDを1枚焼いて持って行き、2曲ほど使ってみました。
1曲はDjedjotronicのDirty&Hardのオリジナル、もちろんこれはWav音源そのまま。もう1曲は親切な不届き者がmegauploadにアップしてくれていた某リミックス(アナログ、CDともに入手がかなり困難かつ配信もしていない)、こちらは192kbpsのmp3。
すぐに感じたのはピッチ合わせがとても難しいこと。今回使ったCDJがコンマ1単位までしか合わせられないモノだったので仕方が無いけれど少し苦労した。CDJのこと自体ほとんど知識が無いのでそういうものだと思っていましたが、最近のはコンマ2単位まで調節できるようになってるみたいですね。「慣れれば使い易い」とよく聞くけれど現場でしか触れないのでなんとも。やっぱり1台だけでもあった方がいいのかなぁと思い始めてます。
んでmp3は予想通りと言いますか、肝心な低音や高音が出ていなくて抜けの悪い音になっていました。EQで調整してみたけれど上手く出来ませんでした。今回は自分でエンコードした曲じゃないので何とも言えんですが、やっぱりmp3やmp4などは厳しいのかなぁと。wavの方はmp3のように気になる事は無かったです。EQも思い通りの調節が出来たと思います。
ピッチさえ合わせてしまえば何とでもなると手応えを感じたので、徐々にCDも含めたDJをしていこうかなぁなんて考えております。CDが使えるようになればオリジナルも混ぜられるし、自分でエディットしたトラックも使えるので、より楽しいDJが出来るんじゃないかと思っております。
ということで、早速Djedjotronicのトラックをエディットし始めているところです。
今回使ったDrity&Hardは3分半というとてつもなく短いトラックなので、もう少し使い易くエディットしてみようと思ってます。

Liveを使えば楽なんだろうなーと想像しつつちまちまとCut&Pasteで弄くってます。

Dirty and Hard [12 inch Analog]
Dirty and Hard [12 inch Analog]

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Djedjotronic
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Circuit Bent(サーキットベント)という世界を知りました。
割と歴史があるようですが全く触れる事が無かった世界。ハマってしまいそうです。
(続きはYouTube動画多めです)

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AMIGA Forum Top Page
平沢進の新起動音 “Eastern-boot”を無料公開中(〜2005.9.30)
掲示板 オープンソースライヴPlan9 へ急げ。

6/2のエントリで平沢進がAMIGAの起動音を担当するとお伝えしましたが、その起動音が公開されました。
非常に和風。Macとは全然違う趣。
少々長いけど羨ましいなぁ。

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実際のところAmigaなんて見たことも触ったことも無いのですが、アンダーグラウンドで活動してるミュージシャンがOSの起動音を作成するなんてステキです。

平沢進が Amiga OS 4.0 の起動音を作曲

創作活動に欠かせないツールとして長年にわたりアミーガを愛用してきた平沢進が、Hyperion Entertainment社からの熱心な依頼を受諾し、この度正式決定の運びとなりました。
尚、年内にもリリースが予定されている同OSのCDには、平沢進の作品が2曲収録されることになります。どうぞお楽しみに。

今でも曲作りにはAmigaのシーケンスソフトを使ってるそうです。もしかしたら彼くらい熱心に使っているミュージシャンは少ないのかもしれません。
かといって私に必要なコンピュータかといえばそれは違う。なのでわざわざCDを買いませんが、やっぱり一度聴いてみたい。

ちと古いネタですが、チェックできてなかったので勘弁して下さい。
音楽のネット配信で著作権が色々取りざたされてますけど、今度の矛先がサンプリングに向けられてます。

ヒップホップの危機!
たった2秒で音程を下げたサンプリングでもだめだって。
でも、そもそもリフに著作権ってあるのか?
ないよね。だったらその部分だけ自分で弾けばいいのか。
この先どうなるかウォッチですね。

じゃあネタモノのトラックはどうなるんだろう?
ヒップホップだけじゃなくサンプリングを主体としてる音楽全般にも関連してくると思われます。
窮屈な世の中になったもんだ。

JVのスペックも大体分かったところで,実際に「ストラクチャー・シンセシス」の機能を使っての音作りにチャレンジしてみました

IBのリンクに入っている「しんせさーち」をしているうちに、ここのサイトに辿り着きました。
ちなみにここはGoogle感覚でシンセのみを検索出来る便利なサイトなんですが、マイナーな機材ほどヒットするほとんどが「おらの機材自慢」のようなページばかりになってしまいます(笑)ここもそれに近いサイトだと思ったんですが…

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