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もう終わってますが、この年末にKORGが出してるソフトシンセのセールをやってました。
セールを利用して以前から気になっていたWAVESTATIONを買ってみました。
WAVESTATION

WAVESTATIONは、当時中学生だった私が音楽に興味を持ち始めた頃に発売されたシンセで、うん十万円もした中学生にはとても手が出せない高価なものでした。

1990年、複数波形の合成/連結により全く新しいサウンドが創造できるアドバンスト・ベクター・シンセシス・システムを搭載し発売したシンセサイザーWAVESTATION。US Keyboard Magazine誌「ハードウェア・イノベイティブ・オブ・ジ・イヤー」をはじめ世界各国で数々の賞を受賞したWAVESTATIONは、膨大な搭載波形からセレクトした4つのオシレータのジョイスティックによるミックス/モーフィング機能、波形を順番に並べてリズムやメロディのシーケンス・パターンを組むことができるウェーブ・シーケンス機能により、未だに他に類を見ない画期的な音の世界を創造しました。

引用元: KORG Legacy Collection : WAVESTATION ソフトウェア・シンセサイザー|KORG INC..

シンセの仕組みや機能は殆ど理解してなかったですが、その名前の響きとシンプルな筐体がとても格好良くみえてました。よく解らないくせに「欲しいなぁ」と憧れていましたが、当時はシーケンサーも付いたワークステーションの方がコストパフォーマンスの面でメリットがあったので、シンセ単体を買うという考えに及ばず。それ以後も数台のシンセを買ってきたけど、とうとう本体を買うことはなく今に至ります。

今回買ったWAVESTATIONソフトウェア・シンセサイザーは2004年にKORG LEGACY COLLECTIONとして、M1やMS-20などのソフトシンセをバンドルした形でリリースされました。もう10年も前のことになるのかぁ。

KORGは、今なお人気の衰えない伝説のシンセサイザー「MS-20」、「Polysix」、「WAVESTATION」をソフトウェア化し、1つのパッケージにした「KORG Legacy Collection」をリリースする。対応OSはWindows/Macintoshで、スタンドアローン、VST/AUプラグイン・インストゥルメントとして使用可能。価格は5万9,800円で、発売は3月下旬を予定。

引用元: KORG 「KORG Legacy Collection」の発売をアナウンス ~伝説のKORGシンセサイザーがよみがえるバーチャル・インストゥルメント・パック~ 2004/1/15.

当時はDAWを持っていなくて、ソフトシンセを使う機会がなかったので手を出すことはありませんでした。6万って金額も太いしね。
それから単体でも発売するようになり、LOGICを導入してから少し気になるようになりました。
それでもなかなか買う機会がなかったのですが、今回セールで割引ということもあってやっとこさ買うに至りました。
うん十万円もしたシンセが5000円以下で買えるなんて、なんだか不思議な感覚です。

iMacのリプレースも済んだので今日の休みを使って早速触ってみました。というより今日はただ音を出してただけですが。

プリセットのパッチだけでもかなりの量があるのでなかなか全部を把握出来ないですが、ところどころで聞いたことのある音が出てくるので、ウヒウヒ言いながら遊んでました。
当時はそれだけ画期的なシンセで、いろんな人がこれを使っていたんだなぁということを伺い知ることが出来ます。

その中で耳にしただけで「おおっ?!」と声を出してしまったパッチを発見。知ってる人が聞いたらニヤリとするんじゃないかと。

TMNのWORLD’ ENDという曲のオープニングで聴けるSE音そのままです。ちょうどWAVESTATIONが出た年にリリースされてる曲なのですぐに導入したんでしょうねぇ。ちなみに上に出してる画像はそのパッチを選択してる画面です。
オリジナルと聴き比べてみても殆ど違いがありませんでした。EQや多少のエフェクト処理をしてるだけで内部パラメータは触っていないんでしょうね。

たぶん探せば他の曲で使われた音も沢山あるんでしょうが、膨大な量に加えて音の選択が少し痛しいのでそこが難点。あとパラメータの画面を拡大できればエディットがし易くなると思います。

触っている感覚は昔とあまり変わらないので、音作りが楽しめるソフトシンセだなぁと感じました。また時間をかけて触ってみようっと。


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