昨日の夜に、突然ブルース・ブラザースが観たくなったのでごそごそとDVDを出して観てみました。時々観たくなる映画のひとつ。
「往年のソウル・ミュージックの人たちがたくさん出演!」
とか書くと安っぽく見えるのでやめますが、大物と言われる人たちが本当にたくさん出演してます。
ジェームス・ブラウン、レイ・チャールズ、くらいなら音楽に興味がない人でも名前は聞いたことがあるんじゃないかと。そういう人たちがたくさん出ますし、劇中だけでなくサントラもブルースやソウルのいろんな曲が聴けるので、そういう類いの音楽が好きな人にはたまらん映画です。
今さら映画のあらすじを説明するのもアレですが、簡単に書くと、お世話になった孤児院が税金を払えずに居たところに音楽好きの兄弟がバンドを組んでお金を返すという内容。バンドを組んでライブをするまでの物語ですが、その間にいろんな紆余曲折があり、その中でいろんな音楽が聴けるというわけです。
SAM & DAVE – Hold on I’m comin’
Henry Mancini – Peter Gunn Theme
Otis Redding – Can’t turn you loose
上に挙げてる3曲はサントラとして流れる曲ですが、どれもが一度は聴いたことがある曲やフレーズばかりじゃないかと。これら以外にも、胡散臭い牧師のジェームス・ブラウンや、強欲な楽器店主のレイ・チャールズなどが劇中で歌うシーンが沢山あります。
その中でも一番好きなのがソウル食堂の女主人役(役名なしw)で出てるアレサ・フランクリンのシーン
Aretha Franklin – Think
食堂を放ったらかしてバンドの誘いに乗っかろうとする旦那を諭すように歌ってるシーンなんですが、アレサの迫力に圧倒されながらも楽しそうに踊ってるジェイクとエルウッドの姿をみてるとこっちも楽しくなります。一緒に振り付けなんかしてみたりして。
このシーンを観たところで満足したので、結局昨日は最後まで観ませんでした。
音楽だけじゃなく、派手なカーチェイスや爆発シーンなんかもモリモリある映画なので、何も考えずにぼーっと観るにはちょうどいい映画です。頭を空っぽにしたいときにいいかもね。
言うなれば、くだらん映画です。くだらんからこそ面白いんですよねぇ。
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Atlantic / Wea (1995-10-27)
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