ツール・ド・フランスときくと先にKraftwerkが頭に浮かぶ人も居るのではないかと思います。私もその一人。そのツール・ド・フランスが今まさに開催中です。
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サイクルロードレースにガッツリ詳しい訳ではないので何がどうとは言えないけれど、見ていて楽しめるスポーツの一つになりつつあります。
もともとスポーツ全般に興味を持っていなかったんですが、走りだしてからはマラソンやトライアスロンなどをTVで観戦する楽しみを覚えました。その中にサイクルロードレースが加わって来たというわけです。
知る切っ掛けになったのはKraftwerkのTour de Franceという曲とアルバム。
もう30年くらい前の曲だ。
これ初めて聴いたのはこれが発表されてからかなり後でした。当時はツール・ド・フランスそのものが何だかよくわからず、なんで自転車がジャケットになってるんだろうと不思議に思っていました。
後にというか、この曲が出てからかなり経ってから同名のアルバムが出てくるとは思いもよりませんでしたw
この頃になるとツール・ド・フランスが自転車レースであることも認知し、Kraftwerkのラルフ・ヒュッターが大の自転車好きということも知っていました。
ところで、このグループのリーダ、ラルフ・ヒュッターは、テクノが日本でブームになり始めた頃に、過酷なツアーずくしで問題意識を持ったらしく、健康維持にとベジタリアンとサイクリングを始めたそうだ。年齢からすると30代中盤、やはりこの時期なんですね~(^^;)日本語版ライナーノーツによると
最初は面白がってグループでサイクリングなどしていたものの、1人減り、2人減り、残ったオリジナルメンバーの相棒シュナイダーがビールを飲みながら適当に続けていたのに対し、ラルフだけが度を越した熱中を初め、、、(中略)、、、自転車チームに入るわ、自分の身体に合わせたハンドメイドのハイテク精密自転車を何台も所有するわ、(中略)などという過激マニアになった。プライベートでも寡黙な彼がこと自転車のことになると「これぞマン・マシーンだ。私だ。自転車に乗るマンマシーンだ」と断言している。なんでも、1日100km以上が日課らしく、ツアーでも自転車を運搬し、目的地から100km手前でツアーバスから降りて自転車に乗り換えるほどらしい。(以下略)
引用元: Tour De France Soundtracks: It's a Time to Ride ! -自転車に乗ろう
だそうな。健康維持のために始めたのが切掛とは知らなんだ。
さてそのツール・ド・フランス。
現在も絶賛開催中なわけですが、その選手の中に実は日本人も一人出場しているんです。
Yukiya ARASHIRO – TEAM EUROPCAR – Tour de France 2014
ヨーロッパ勢が多数を占める中で日本人が活躍しているというのは嬉しいものです。
そんな思いを馳せながら、今日はツール・ド・フランスでも聴きましょう。
Mute (2009-08-20)
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