先日とあるお店に行った時のこと。
用事は済ませてそろそろ帰ろうとした時、そのお店の店員さんが「そういえば、うちのカードをお持ちでないみたいですね。お得にポイントが貯まるし、ぜひ作りませんか?」と訊いてきました。
実は前回来た時も勧奨を受けたのですが、不要だったのでお断りをしました。最近のポイントカードの類はクレジットカードも兼ねているので、不要なクレジットカードを作りたくない私にとって邪魔なだけ。ここのカードもクレジット機能が付いているものでした。
やんわりと「いいです」とお断りを入れた時、更にかぶせて来た誘い文句に疑問を持ってしまった。
「カードを持ってるだけでポイントが今よりも貯まるのに、損しますよ」と。
損する?それって変じゃないか?
お店の立場からすれば、普段のお買い物で通常付与されるポイントから追加でポイントが貯まるのだから、お客側にしてみればお得になるじゃないか。そのお誘いを断ってしまうと私がお得情報を教えてるのに、この人は損してしまう。そう考えているのかもしれません(店側のノルマもあるんでしょうが)
しかし私にしてみれば、不要なカードを持ちたくないだけであり、ポイントが付こうが付くまいがそんなのはどうでもいい話であって、ましてや今日初めて顔を合わせた人に対して「損する」などと言ってしまう態度に唖然としてしまった。
更に言うと「損する」という考えは人それぞれであって、第三者が押し付けるように言うものではないと。つまり大きなお世話。
気持よく帰れると思ったら、最後に何とも歯がゆいモヤモヤとした気分でお店を後にしたのでした。