昨日のQUIT30広島公演、一夜明けてもまだ夢の様なそんな感覚が残っています。
中学生の頃から聴き始めて25年経ってようやくTMのステージを目の当たりに出来ました。
しかも地元広島で彼ら3人の姿を観ることが出来るなんて、本当に夢のようです。
ウツだけはaccessのライブでゲスト出演した時に1曲だけ歌った姿を観たことがあるのですが、木根さんと小室先生は初めて。お姿を観た時はふわっとしたような感覚を覚えました。
楽しそうに駆けまわる小室先生と落ち着いてギターやコーラスをこなす木根さん、その間で映えるウツの華やかなステージングこそがTMですな。
小室先生がショルダーキーボードを抱えて3人並んだ姿は、これまでビデオやDVDなどで観てきたステージとは比較にならないくらいカッチョ良かったです。
今回わたしが居た席は運良くキーボードブースがある側でした。少し後ろだったけれど一番近く観れるのでそれだけで満足です。
そのキーボード群、覚えてるうちにどんな構成だったかメモとして残しておきたいと思います。いずれ解るんでしょうけどねw
それとネタバレ的な要素も含まれるので、楽しみにしている方は読まない方がよろしいかと。
オープニング曲が始まった辺りでステージ脇から小室先生(上手)と木根さん(下手)のブースがせり出してきたのですが、今回の砦はこれまでと比べてとてもシンプルな構成になっていました。
メインのキーボードはへの字型に、MOTIF XF6?が2台。色が白だったのでおそらく間違いないと思います。
最近「Get Wild」のサンプリング音がそのまま収録されると話題になったあのシンセですね。ホールのロビーにも飾ってありました。
MOTIFの奥にはソフトシンセ用のディスプレイが寝かせるように置いてありました。
このディスプレイ、今まではiMacなどをそのまま置いてありましたが、今回はアクリル板のような素材に後ろからプロジェクターで投影して映しているようでした。近未来的でカッコ良かったです。
MOFITの後方には3段くらいのシンセが積んであり、一番上はaccessのVirusじゃないかな。その下はちょうど影に隠れて見えなかったですが、最近の傾向からStudioLogicのSledgeじゃないかと予想してます。
MOTIFの上にはソフトシンセ用のApple Magic Mouseがそれぞれと、BOXタイプの音源モジュールが確認できました。機種まで特定は出来んかったですが、アナログ・シンセかアナログモデリングシンセのどちらかでしょう。要所要所でいい音を出していましたが何でコントロールしてたのかは解りませんでした。
構成からみるにMOTIFはソフトシンセのコントローラとして使っていたんだと思いますが、GET WILDで上記のサンプル音を使っていたので、もしかしたら本体からも音を出していたのかもしれません(ソフト側でサンプリングしてる可能性もありますが)
そして上にも書きましたが、途中からショルダーキーボードを抱えて何度か走り回ってました。色はMIND CONTROLと同じ濃いグレーと赤の2種類が確認できました。そういえばペーパークラフトのMIND CONTROLを持ってる姿も見えましたが、あれはお客さんが渡したのかなぁ?
そのショルダーキーボード、いまやWi-Fiでやりとりしてるんだとさ。ビックリだわー
ライブでの、ショルダーキーボードは
WiFiで、音が飛んでるんだよ。
待ってたよ。
ハイレゾも早くサクサクいかないとね。
— Tetsuya Komuro (@Tetsuya_Komuro) 2014, 11月 24
ゴテゴテした砦のようなシンセ群を見たかったという思いもあったので、そこは少し残念でした。
しかし、何より思いのままにシンセを操り走り回る小室先生の姿を観れたのが一番良かった。それだけで観に行った価値があると思いました。
次にステージ。
前面のステージは3人が居るだけで、その後ろには1段高くなったところがあり一番後ろは映像を投影するスクリーンで覆われていました。サポートのギターとドラムはおそらくこの後ろに隠れていたのだと思います。最後に少しだけその姿がスクリーンに映されてましたが、直接ステージに出てくる事はありませんでした。
途中からはステージの上から3枚の板状のスクリーンが下りてきて、此処にも映像が投影されていました。最初はプロジェクションマッピングかと思ったんですが、このスクリーンは可動式にもかかわらず常に綺麗に映像が映されていたので、別な方法で投影していたんでしょうね。あの演出はとても良かった。
映像を絡めて物語調に進めるステージはどこかで観た気がすると常々感じていたんですが、平沢進のインタラクティブライブに近いモノを感じました。平沢さんはステージの最前面に薄いスクリーンを張って、その後方で演奏するスタイルなのでちょっと違いますがw
物語はキャロル・ミュー・ダグラスと名乗る女性の語りで進められていたのですが、CAROLに関連する曲は1曲もなく。アルバムでセルフカバーをしたくらいだからCAROL的な要素が出てくると踏んでいたら、まさかの本人が登場とは意表を突かれました。
もしかしたら次のツアーで何かあるのかも。
そういう訳でアリーナ公演の先行抽選予約をしたという次第です。
初めてのTM NETWORKのライブ、とても満足しました。
やっぱり生で観るのが一番良いですね。
今回のセットリスト、思い出しながら既に公開されているリストと照らしあわせて載っけます。
調べて見る限り他の会場と殆ど変わらないようですね。1日目だけNights of the Knifeが合ったくらいかな。
ソロパートでMy Revolutionが聴けたのが面白かった!
SEVEN DAY WAR(Opening)
BIRTH
WILD HEAVEN
TIME TO COUNT DOWN
THE BEGINING OF THE END I
MIST
ALIVE
君がいてよかった
LOOKING AT YOU
MY REVOLUTION(Guitar&Keyboard Solo)
君がいてよかった
ALWAYS BE THERE
STILL LOVE HER
GLOW
I AM
GET WILD(2014?)
LOOP OF THE LIFE
ENTRANCE OF THE EARTH
THE POINT OF LOVERS’ NIGHT
SELF CONTROL 2014
LOUD
THE BEGINING OF THE END II
THE BEGINING OF THE END III
ALIVE(TK mix)エンドロール
ペーパークラフトはスタッフさんが小室さんに渡していましたよ。
自分は木根さん側の座席だったのですが、目の前で渡していてビックリしました。
ほら行くよ!って感じで笑顔で放り込む小室さんの笑顔がステキでした。
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