2/16にBSプレミアムで放送された「MASTER TAPE」という番組でTMのCAROLが特集されました。録画をしておいたので昨日観てみました。
MASTER TAPE 「TM NETWORK“CAROL”の秘密を探る」 – NHK
MASTER TAPEという番組は以前一度だけ観たことがあって、その時は確か松任谷由実のアルバムの特集だったと思います。アルバムのマルチを一つのパートだけ特化して聴いたりとなかなか面白い番組だなぁと感じたのを覚えています。
CAROLも各曲(全曲ではなかったけど)のマスターからボーカルだけ抜き出したり、シンセだけにしてみたりといつも聴いている曲が別な一面を見ることができてとても興味深かった。
小室さんが木根さんに「上質のバラードを」と頼まれて作ったというエピソードも交えて紹介された” Winter comes around”をピアノとボーカルだけで聴かせてくれたのはなんとも嬉しかった。優しいストリングスが印象的な曲ですが、ピアノのみで聴くとまた違った曲のように聴こえました。
そして何より驚いたのは、とてもゆったりとした雰囲気の曲なのに、ドンカマのクリックに合わせて作られたということ。すべての演奏がクリックに合わせて作られているとは夢にも思いませんでした。
アルバムの最後の曲”Still Love Her”はレコーディングも最後だったようで、曲のエンディングで聴かれる”La La La…”のコーラスが一番最後に収録されたとのこと。
「ライブで歌う時はレコーディングの時を思い出す」と木根さんが語っていましたが、先日のライブで歌われた時もここのパートを繰り返し歌い、観客席へ何度も囃し立てていたので思い入れが相当強いんだなぁと改めて感じました。
先日のライブでもCAROLの曲をほぼ全て聴いたので、とてもいいタイミングでこの番組を放送するからまたCAROLのDVDを見たくなってしまいました。
しばらく聞かんでいいかと考えていたのに、もうしばらくは離れられなくなりそうです。
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