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原曲の “We Are The World” が好きなので今回の企画はどうなのかと、多少訝しい目で見ていましたが、内容が良いも悪いも企画の目的がそっちじゃないので、試聴もすることなく買いました。
http://wearetheworldfoundation.org/

原曲をiTunes Storeで購入しているので今回もiTunes Storeで。
iTunes版(ほかが有るのかよく知らないけど)は曲とビデオのセットも有ります。ビデオはYouTubeでも観られるけど高いものでも無いので私はセットで購入しました。

前回が既に25年前というのが俄に信じられないんですが、当時は小学生だったんですね、わたし。
リリース時だったか、その後だったかハッキリと覚えていないですが、学校でこのビデオを観させて貰った時に衝撃を受けたのはハッキリと覚えています。
当時はその目的がどういうものなのかを認識はしてなかったですが、クオリティの高い音に惹きこまれていました。改めて聴いてもそれは変わんないですが、25年の間にオリジナルメンバーが他界してるんだと思うと、時間は経ってるんだなぁと感じぜずに居られないです。

さて今回のハイチ大地震。
ニュースでしか現状や惨状を知ることが出来ないですが、伝え聞くことだけでも尋常ではない現実が有るんだと、こちらも俄に信じられない。私が出来ることはそんなに無いけど、せめてと思ってこの企画に乗らせてもらい購入させて頂きました。少し前にiTunesで募金を募っていたけど今のところ終わっているようです。
どこかの国の方が折り紙を贈るという企画してるみたいですね。それも大事だと思いますが、今は一日でも早く生活の基盤を立て直すことじゃないですかね。その為には何はなくとも、やっぱりお金になるわけで、折り紙に使うお金はひとまず生活に直結出来ることに使うべきなんじゃないかと思います。あんな現状で折り紙を貰っても仕方がないと思いませんかね。(だからといってコレの購入を押し付けてる訳でじゃ有りませんので)

さて今回のを聴いてみた感想ですが、原曲のイメージを壊さず今の音に昇華させた印象でした。これはクインシー・ジョーンズのなせる技なのでしょう。
原曲でマイケル・ジャクソンが歌っていたパートは、そのままマイケルになっています。ビデオも当時のものが重ねられているんですが、最初のサビのパートはマイケル・ジャクソンとジャネット・ジャクソンが一緒になっています。鳥肌立ちました、正直。オリジナルはダイアナ・ロスだったですかね。

今の音らしくAutoTuneで補正された声が出てきたり(いわゆるPerfumeなんかのケロケロ声です)ラップが重なって来たり、オリジナルと聴き比べると時代の変化を感じます。
シンディ・ローパーのパートがセリーヌ・ディオンになってるんですが、ここは少し違和感w 個人的に感じてるだけなんでそんなに気にならないかと思います。

ただひとつ残念なのがスティービー・ワンダーが居ないことなんだよね。スケジュール的に難しかったのかな、と思うことにしますw
オリジナルで一番カッコイイのが、曲の後半でブリブリとフェイクをカマしながら自分の曲のようにのびのび歌ってるスティービーなんだよね。もう一度あの姿が観られると思ったのですが致し方ない。
あと、ジェイミー・フォックスがレイ・チャールズのように歌ってるような、そうでもないようなところも有りましたw

YouTubeで聴くも良し、購入するも良し、購入してなおかつ募金もするもよし。ただ決してタダで手に入れようなんて馬鹿なことは考えないで欲しいなぁと思います。そういう目的じゃないからね。

iTunesStoreのリンクはこちら
“We Are The World 25 For Haiti” on iTS

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