昨日の続きドラマのお話。孔子とは別にもう一つ観つづけているドラマ、BSプレミアムで放送している「植物男子ベランダー」がこれまた面白いです。
植物男子ベランダー BOTANICAL LIFE OF VERANDAR|NHK
我が家でのBSプレミアム放映率はとても高く、一日に一度は必ず選択されるチャンネルです。なので何気なーくTVを観てるといつの間にか観ていた、というパターンが多いチャンネル。このベランダーも何気なーく観ていたらいつの間にかハマっていたというドラマです。
田口トモロヲさんが演じる「ベランダー」という役がとても普通のおっさんで、一挙手一投足や一つ一つの言動がとても普通。普通なんだけどそのキャラクターがとても強烈で、演技なのかアドリブなのかさっぱり分からないくらい面白くて惹きこまれます。
田口トモロヲさんは劇中のナレーションもしているのですが、そのナレーションは劇中とは違っており、なんというか妙に突っ張っているしゃべり方が演じている姿と全く異なっていて、そのギャップがまた堪らなく面白いのです。ベランダー・ナレーションともに何となく「わかる!」とシンパシーを感じてしまう事も多々あります。わたし自身が植物を育てたりしている訳ではないんですけど、好きなことに没頭する姿に共感を覚えています。
共演している方たちも田口トモロヲさんと同じように強烈で、特に元会社の先輩という役柄の松尾スズキさんが超面白い。あの人ほとんどアドリブ何じゃないかと思うくらい自然な姿で強烈な役を演じていらっしゃいます。
本編のドラマだけじゃなく、「愛の多肉植物」「愛しの艹(くさかんむり)」「植物SONGS」といった植物をフィーチャーしたコーナーもあり、飽きること無く観つづけられます。前述の松尾さんは「愛しの艹」のナレーションもされています。こちらも強烈。
更に劇中で流れてくるサウンドトラックもひと捻りあって、こちらも毎度の楽しみの一つです。たまにFINAL FANTASYシリーズの曲が流れてくるあたりが良いのです。エンディングはその日のエピソードに合わせた大橋トリオの曲が流れてくるのですが、大橋トリオは声が透き通っていて良いですね。
いつだかは海援隊の「贈る言葉」がエンディングになっていて、おもわずホロリとさせられそうになりました。
こんなに楽しいドラマなのに来週で最終回。
何時かは終わるだろうなぁと思いつつも観ていたけれど、それもついに来週となりました。
また続編が放送されることを願って最終回を観ようと思っています。
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