電気グルーヴを聴いていて、実は一番耳に引っ掛かってたのが砂原氏の音だったりします。
なもんで新しい電気の曲は殆ど聴いていなかったり。
ということで、まりんのかなり久し振りのオリジナル音源が出ました。
今回は映画「No Boys,No Cry」のサウンドトラック。まりんの音でサントラというのがどうも繋がら無かったんですが、聴いてみると意外とすんなり耳に入りました。
サントラなので1曲が短かったりと矢継ぎ早に曲が変わってくれるので、ダレることなく聴き続けられるのが良いのかも。
映画を観てないし(あんまり観る気もないし)画を想像し辛いけれど、曲の全体像や音のひとつひとつを聴くだけで「ああ、まりんだ」と思える作りになってる気がします。
このひとつ前に出たLOVEBEATが無機質でソリッドな音(どこかで「無菌室」と言われてた)と、更にその前のThe Sound Of 70s’の生の質感が、うまく独特のザラつきで中和されてとてもいい感じです。表現のボキャブラリーが貧相ですが(笑)
ただ気になったのが、聴いていて昔の坂本龍一や細野晴臣っぽい部分が今まで以上に感じられたところ。意図的なのか無意識なのかよく分かりませんが、聴いていて丸分かりな部分が有りました。
特に「Green Pattern」は細野さんのフィルハーモニーを今の音で作り直した感が有ります。クワイアの音使いとか、聴いててニヤニヤ。
今月のサンレコに大きく取り上げられてて、その制作の過程などが書かれていました。意外にもLogicを使ってるらしくちょっとびっくり。
ようやく「おじさんニート」脱出したんだろかね?
LOVEBEAT
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