ここ最近、なぜかユーロビートを買い漁っている日々を送っています。
一昔前はあまり好きではなく、チャラくてダサくて、というイメージでしかありませんでした。
中学生のときにダンスミュージックというジャンルを覚えて、試しに借りたユーロビートのCDがSuper Eurobeatシリーズ(か、ジュリアナシリーズ)だったので、チャラくてダサい音だなぁというファーストインプレッションでした。
今聴いているのはその当時聴いてたのではなくて、80年代から90年代初頭までにリリースされたもの。当時聴いていたのとはおそらく違うはずです。
それは、いまは無きALFAレーベルがリリースしていた “That’s EUROBEAT” シリーズ。これを中心に、というかこればかりを中古で買い集めて聴いております。
その「ユーロビート」というジャンル、実は私が前々から好きだった “Italo Disco” と通じるものがあると何となく理解しておりました。
が、中学生の時に出会ったユーロがソレだったし、”avex” や90年代半ばに日本人がカバーし、あのドラッギーでド派手なシンセ音が拒否反応をしてたので、聴く気にすらなりませんでした。近付きたいけど確実に違う分野だ、と決めつけていたものですからなかなか手を出す事が出来ませんでした。
ところが先月の事。何の気無しに中古CDを漁ってるときに、この “That’s EUROBEAT” シリーズをざくざくと発見し、モノは試しとその中で一番古いVolumeを1枚だけ買いました。
頭っからSuperSawバキバキの音の嵐が出てくるのかと思いきや、痩せたシンセブラスやスカスカのリズム隊、ドンベッ!ドンベッ!と色あせたシンセベースが走るだけで、予想していたド派手な音はあまり無く「あれ、コレ聴き易いんじゃない?」と。
ユーロビートという括り自体が「ヨーロッパのビート」と幅が広いなぁと思っていたら、Italo Disco発祥のイタリアを中心とした音だったようです。どっかで詳しく解説をしているサイトを見つけたのですが、ブックマークを忘れててどこにあるのやらでして。惜しい事をした。
当然そこのサイトだけじゃなく “That’s EUROBEAT” のブックレットなどにも色々と解説が書かれていて、とても興味深いです。
Italo Discoと近いですが、少し違うところもあって、これはこれで楽しめる音であります。
ここのサイトに “That’s EUROBEAT” シリーズのデータベースがあるので参考までに。
http://old.dancegroove.net/eurobeat/menu_teb.html
せっかくなので幾つかYouTubeを貼付けておきます。
MICHAEL FORTUNATI – ALLELUIA
↑をモチーフ。これは気がつかんかったw
Mike Hazzard – Stop Me Baby (Extended)
Chris – Lucky Boy (Energy Version)
YouTubeには他にも山ほどこんな曲が転がっているので、興味を持たれた方は色々と探してみて下さい。
良いのがあったら教えてねw