前回書いた電源タップですが、実はかなり早く届きました。
「送ったよー」メールから次の日の昼には届いておりました。ありがとうクロネコ。
届いた日にさっそく取り付け、と行きたかったんですが、既に配線が迷路のように絡まりまくり、その上色んなものが転がっていたので、まずはそこを片付けました。
使う使うと思っていたG4はやっぱり使わないので引退。
意味も無くタコ足配線していたものも整理してようやく繋ぎ直し。
ケーブルが長いので近いところのコンセントに差すとやや邪魔になりますが、気にせずまとめて設置。
繋いだのはモニター2本、オーディオI/F、ミキサー、MPCの5本。
音を出してみたのはまだモニターとI/F、音源はタンテとPCのみ。
小さな音だと違いが分からなかったんですが、音を大きくするに連れて今までは低音がブォーンと伸びきっていたのにキックやベースのアタック音がしっかり聴こえ、且つ低音もしっかり出ていました。
その後に同じ曲のレコードとWavの両方を同時に鳴らしながらクロスフェーダーで切り替えてみましたが、音圧の違いが全く分かりませんでした。
電源タップでここまで違いが出るとは思っていませんでした。
本当に価格以上の効果が有りました。
と、次に電源ケーブルや他のケーブルも変えたくなる魔術。
いかんなぁー。
価格の割に費用対効果が高いということでこの電源タップを買ってみました、まだ届いていないんですけどね。
これまで直接的な機材ばかりに注視して電源やケーブルにあまり気を使って来なかったです。なんというか、「ほんとに効果有るの?」程度でしかみてませんでしたから。
それに電源機材って結構な値段するんですよね、それが一番の理由かもしれません。
以前SAKAGUCHI邸へ行った時にこのタップが有り、値段も安いし良いですよと薦められられたんですが、サウンドハウスを見ると納期が1ヶ月半とな…
無いモノは仕方が無いので取りあえず発注して今日納金したところ、あっという間に発送メールが届いてびっくりしました。サウンドハウス覗くと「在庫有り」になってたので、いいタイミングだったようです。
今使ってるモニターRP-5は低音がしっかり出てくれるのが特徴なんですが、場合によっては低音が膨らみ過ぎて聞き取りにくい時もあります。ちゃんとしたインシュレータを咬ませる事も必要だと思いますが、まずはこの電源タップで比較してみよかなと。
これで効果を体感すると他もどうにかしたくなりそうで恐い…
現行のアップデートは無くメジャーアップデートのようです。
新しいLogic。
まだ詳細が殆ど出てないので何とも言えませんが、
見た感じはエフェクト系、とくにアンプ系を強化したように見えます。
つまりギタリストの取り込み。
あんまり関係ないかなぁ(笑)
とは言ってもまだまだ全然8を使いこなせていないので、今のところは見送りかなーと。
Sculptureのような魅力的な音源があれば心変わりするかもしれません。
って!
アップデートはたったの21,800円かい!!
やっすいなー
リリースは9月の予定だそうです。もうちょっと先。
http://www.apple.com/jp/logicstudio/
以前、曲を作っていてピアノの音に不満を持ってました。
当時使ってたのはローランドのXP-50にプリセットされていた音源のみ。それ以前はヤマハのB500だったので、そのリアルさに驚いていたものです。
しかし変に耳が肥えてしまったために(よく言えば鍛えられた)その音の細さに気が付き、ピアノの音を使わなくなってしまいました。
去年Logicを導入し、内蔵されたピアノ音源に驚いたもの。
そりゃ10年以上のギャップがあるのでサンプリング技術も上がってるもん。
そうなんですが、Logicプリセットのピアノはダイナミクスが非常に小さい。正直使えたもんじゃない音でした。
そんななか去年の今頃こんな音源を紹介してました。
https://eiji-low.com/2416/2008/05/piano.html
記事を書いたっきりまったく気にしてませんでしたが、この音源もXPやLogicと同じ仕組み。
本物のピアノの音をサンプリングしてバリエーションを増やしてるだけ。
それでリアルな音が出せるならそれに越したことは無いんですが、いかんせんサンプリングなもんでメモリやCPUを莫大喰らうのが困り者。
んでつい最近見つけたのがこれ、Pianoteq
こいつはサンプリングによるシミュレーションじゃなく、ピアノそのものをモデリングしたエミュレーションというのがかなり大きな違い。
これまでモデリング音源と言えば、ギターやリード系そしてアナログシンセなどが多かったもんですが、ピアノのモデリング音源というのはあまり聴いたことがありません。
とっても気になったのでさっそくデモ版をDLして聴いてみました。
いやーリアル、ほんとにリアル。
サンプリングピアノの音って、高音域や低音域の音がどうしても細かったりしてたんですが、さすがエミュレーション。コツっというアタック音が再現されてると思います。
あと和音で弾いたときの倍音の響きがとてもいい感じです。本物には負けるけれど、ここまで再現出来ていれば十分だと思います。
ビデオでも伝えていますが、なんといってもファイルサイズが15MB!!!
メモリやCPUの負担も気にしなくていいのが魅力的です。
Pianoteqはピアノの音だけじゃなくて、RhodesやWurlitzerの音もエミューレーションされていて、さりげなくコストパフォーマンスが高すぎる音源じゃないかと思います。
コンピューターってのはほんと凄いもんだ。
この連休はたっぷりある時間を有意義に使って、溜まりに溜まっていた曲作りに費やそうと考えておりました。
2日の初日。
本当は3月に完成させる予定だった曲に取りかかった。
(未だに)使い慣れないLogicを駆使してなんとかしようと頑張ってみたものの、やっぱりドラムトラックの作成はMPCに敵わないと判断して、MPCへ切り替えることにしました。
肝心なのはLogicとMPCのシンク。
これが上手く行かないことにはお話しにならない。
色々と頑張ってみた結果、どうも上手く行かずモチベーションが一気に削がれました。たぶん2年前ならちょちょいとこなしていたはずなのに、MIDI音痴になってしまいました。かなりショック…
2日はそのままふて寝(笑)
3日,4日
徹底的に触らないことにしました。
3日は現美へ行って「どろどろ、どろん」をたっぷり鑑賞。その後フラワーフェスティバル会場へ突っ込んでビール片手にふらふら。30過ぎたオッサンの姿…
現美では色んな刺激的なものがあったし、なんといってもタダなので満足な時間を過ごせました。
4日
この日は映画を見に行こうと思っていたんだけど、なんか気が乗らず再びフラワーフェスティバル会場へビール片手に殴り込み。
そのままマックでクォーターパウンダーを食し、体重増に見舞われる。もちろん何も触らず。
5日、今日。
やっぱりなんとかシンクをさせたい思いに駆られたので、朝からあれやこれや試してみることに。
ふとLogicの何気ないボタンをクリックすると…
ここを設定せんとダメじゃん。ということで再び確認、見事成功。当たり前なことに気がつかないという何とも情けない結果に。
気を取り直して綺麗に設定をし、LogicをマスターにMPCスレーブの形が出来上がりました。
あとは膨大にあるサウンドライブラリをどうやってMPCへ流し込むか?
MPCは独自のフォーマット.sndファイルと.wavファイルが扱えますが、Mac標準の.aiffは読み込めないのです。ライブラリは基本的にWAVファイルとして保存はしてあるんだけれど、一部(Logicのライブラリ)はAIFFになっています。
これらをいちいち変換させるのは手間だなあと。
何か良い手は無いか10秒考えて、Macには自動処理プログラムを簡単に作成出来るAutomatorというアプリケーションがあることに気がつきました。
Tigerから備わっている機能なんですが、これまでまったく使ったことがありませんでした。
とはいえどうやって使うかさっぱりわからないのでGoogle先生に聞いてみました。
http://allabout.co.jp/computer/macos/closeup/CU20050524A/
ここを参考にしながら作ったフローがこちら。
ファイルを選んでSoundtrackProで変換させて保存するという簡単なフローです。
本当はQuickTimeProの変換機能を使いたかったんですがウマく選べませんでした。
まぁこちらでもやりたい事が充分出来るので非常に満足。
ワークフローとして保存出来ますが、アプリとして単体で書き出しも出来るので私はアプリを作成しました。
少し寄り道はしてますが、順調に曲作りをしております。
まだお聞かせ出来るレベルになってませんが、暫定的にでも公開して行こうと思います。
それでは良い休日(残り1日)を〜
Woldrofと聴いてPPGが思い浮かぶ方には共感してもらえるかと。
Woldorfは一度破綻したドイツのシンセメーカー。PPG Waveから1台120万円もするThe Waveなど超個性的なシンセを作っていました。
そのWoldrofが復活し最初にリリースされたのがblofeld
このボディのデザインだけで超欲しくなりました。
ソフトウェアが当たり前になって来た状況ですが、こういったハードウェアで物欲をそそるシンセが出て来たことがとても嬉しい。
しかも憧れのWoldorfというのだから注目しない訳が無い。
サウンドハウスでは6万ちょっとでの販売。
このモジュールに鍵盤とPCM音源を加えたBLOFELD KEYBOARDなるものも出ています。
これ以上鍵盤なんぞは増やしたく無いのでモジュールで十分。モジュールにもPCM音源を追加するサービスしてくれる開始するとのことなので色々と活躍してくれる音源になってくれそうです。
ああ、欲しいなぁ。
MIDIファイルのやり取りをし易くする為に「SMF(スタンダード・ミディ・ファイル)」なるものが有ります。
その存在自体、前々から知っておりました。というより、私がMIDIを扱い始めた17年ほど前からずっと存在していたものです。
複数のシーケンサーなどを使ってる場合に有用なフォーマットなんですが、私はこれまで全く使ったことが有りませんでした。だって必要に迫られたことが無かったんだもん。
このほど昔作った曲を再構築しながら昇華させている作業をしている訳ですが、新たに打ち込み直すよりもやっぱりオリジナルで作ったシーケンスを乗せていった方が数倍作業の効率が上がるのです。
その昔作った曲はMPCになるので直接ファイルのやり取りができません。ただMPCとMacを結ぶ唯一の線がZipドライブ、これを使わない手は無い。
ということで早速MPCのシーケンスデータをSMFで書き出し、Zipへ保存し、Macで読み込み、そしてLogicで読み込む…
ことに、難なく成功しました。こりゃいい、すげー楽だ。
更にMIDIで繋いでもともとのシンセで鳴らしてみたら、もうそのまんま。当たり前なんだけど。
こんなに楽ならもっと早くにやっておけば良かった。
それならば「MPCでサンプリングした音も一緒に使えたらもっと楽なんでは?」と更に欲が出てしまい、何か方法は無いかと色々と調べてみたらこんなのを発見。
RS-16X Version 1.5.4
Sequence & Song style stand-alone drum machine program with virtual controller pads & keyboard. Creates drum tracks without any external devices.
http://homepage.mac.com/seishu/ssworks/rs16x/rs16x.html
英語ですがMPCのプログラムやシーケンスを管理したり、.sndファイルなどをaiffなどと相互コンバート出来たりと使い勝手が良さげなアプリです。一応シェアウェアなのでレジストレーションに34.95US$掛かりますが、30日は試用ができます。
早速使ってみているのですが、いまいち使い勝手が分からない。PGMを読み込むとSNDファイルも読み込んでくれてるけど音が鳴らないのだ。デモファイルはちゃんと鳴ってるのでおそらく何か操作をしないといけないのだろうけども、イマイチよく分からない。
まだ30日たっぷりあるのでじっくり研究してみようと思います。使えるようなら正式版を買うつもりです。
やっぱりハードで作る方が制約はあるものの使い易いです。古い人間だなぁ。
こんなのが出るそうです。
VSTプラグイン専用のハードウェア、いまいちパっとしないけれど実はかなり良いんでないかと期待しております。
VSTハードウェアプレイヤー「V-MACHINE」
フックアップは、SM Pro Audio社のVSTハードウェアプレイヤー「V-MACHINE」を発売する。V-MACHINEは、コンピュータにインストールされているVSTインストゥメントやVSTエフェクトをコンピュータなしで起動し、スタンドアロンの音源モジュールやエフェクターのように使えるもの。外部MIDIコントローラーにも対応(MIDIまたはUSB)。税込価格: 79,000円。2009年3月下旬発売予定。
http://www.dtmm.co.jp/archives/2009/03/vstvmachine.html
Hook Up
http://www.hookup.co.jp/products/plugins/V-MACHINE.html
私はMac環境なのでWindows用のVSTを使うとなると別途Windows機を準備しなくては使う事が出来ません。昔に比べると低価格で高機能のWinマシンが簡単に手に入るので準備すれば良いだけの話、なんですけれど、私は基本的にPCの台数を増やしたく有りません。邪魔で仕方が無い。
先代のPMG4ですら置き場所に困っておるくらいです(今のところ譲る気はないんですが)
で、これはVSTに特化した(PC)のようです。ホストコンピュータ無しでプラグインを使用出来るというメリットとともに、ライブパフォーマンスにも使えるんじゃないかと思います。これとMIDIキーボード1台あれば良いじゃないか!
Logicに付属してるMain Stageはライブパフォーマンスに特化した音源管理アプリケーションですが、音源を触るというよりもLogicの音源プラグインをライブ用に管理しているだけのもの。しかしこのV-MACHINEはプラグインを直接触るのでより使い勝手が良さそう。更にWinマシンがなくても使える!!
と思ったら、
V-MACHINEにはその設定を行う専用ソフト、VFXアプリケーションが付属します(最新版が常時無償ダウンロード可能)。これはWindows XP/Vistaで動作し、VSTプラグイン(Windows dllファイル)のロード、プリセットの構成、バンクの構成などを行い、USB経由でV-MACHINE本体へ送信します。
だそうで、どっちにしてもWinマシンが要るんじゃんかー!!
と落胆。
と、更に思ったら、
※Mac版VFXアプリケーションは開発中です。Mac版の場合も扱うプラグインは、WindowsフォーマットのVSTである必要があります。
とな。
Mac版のVFXアプリケーションがリリースされたら、かなり魅力的なデバイスになるんじゃないかとワクワクしています。
だってMacでWindowsフォーマットのVSTが使えるようになる(かもしれない)んですよー!
先日のFroidでCDを使ってDJしてみました。
これまでも何度かCDを使った事はあるんですが、ピッチを合わせる必要の無いタイミングで使ったりしていたので「繋げる」ところまでやったのは今回が初めて。
こないだBeatportで買ったDjedjotronicのトラックをどーしても使いたかったってのもあるんですけれど(笑)
Djedjotronicのトラックだけでは物足りないので、アナログで持っていない曲をいくつか含めたCDを1枚焼いて持って行き、2曲ほど使ってみました。
1曲はDjedjotronicのDirty&Hardのオリジナル、もちろんこれはWav音源そのまま。もう1曲は親切な不届き者がmegauploadにアップしてくれていた某リミックス(アナログ、CDともに入手がかなり困難かつ配信もしていない)、こちらは192kbpsのmp3。
すぐに感じたのはピッチ合わせがとても難しいこと。今回使ったCDJがコンマ1単位までしか合わせられないモノだったので仕方が無いけれど少し苦労した。CDJのこと自体ほとんど知識が無いのでそういうものだと思っていましたが、最近のはコンマ2単位まで調節できるようになってるみたいですね。「慣れれば使い易い」とよく聞くけれど現場でしか触れないのでなんとも。やっぱり1台だけでもあった方がいいのかなぁと思い始めてます。
んでmp3は予想通りと言いますか、肝心な低音や高音が出ていなくて抜けの悪い音になっていました。EQで調整してみたけれど上手く出来ませんでした。今回は自分でエンコードした曲じゃないので何とも言えんですが、やっぱりmp3やmp4などは厳しいのかなぁと。wavの方はmp3のように気になる事は無かったです。EQも思い通りの調節が出来たと思います。
ピッチさえ合わせてしまえば何とでもなると手応えを感じたので、徐々にCDも含めたDJをしていこうかなぁなんて考えております。CDが使えるようになればオリジナルも混ぜられるし、自分でエディットしたトラックも使えるので、より楽しいDJが出来るんじゃないかと思っております。
ということで、早速Djedjotronicのトラックをエディットし始めているところです。
今回使ったDrity&Hardは3分半というとてつもなく短いトラックなので、もう少し使い易くエディットしてみようと思ってます。
Liveを使えば楽なんだろうなーと想像しつつちまちまとCut&Pasteで弄くってます。
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